鼻うがい
蓄膿症にかかる前に予防する方法として鼻うがいがあります。
鼻うがいは治療にも効果があり、鼻の中に付着している細菌やウイルス、アレルギー物質などを体外へ排出できると言われています。
ですが塩素が含まれている水道水で行うと、蓄膿症にかかっている場合は症状を悪化させてしまいます。
鼻うがいをする時は、生理食塩水か蓄膿症向けに市販されている鼻うがい薬を使用しましょう。
また間違った方法で行うと、中耳炎を発症する人もいるので十分に注意が必要です。
正しい方法で行わないと予防どころか、悪影響がでる恐れがあるので鼻を痛めないやり方をしっかり守るように気をつけましょう。1番大切なのは液体です。
人の体液に近い生理食塩水を使用することで粘膜への影響を少なく出来ます。
ツーンとするどくとくの痛みもほとんど感じないためスムーズに鼻うがいを行えるでしょう。
また、鼻腔の中に水分が残っている状態で鼻をかんだり、うがい中に唾や洗浄液を飲み込もうとすると耳管という部位に水分が入り込み中耳炎の原因になってしまいます。
鼻うがいを行ったあとは直ぐに鼻をかまずに、しっかり水分を排出した状態で行いましょう。
鼻うがいが初めてという人は市販されているものを使うことを薦めます。
製品のうがい液なら安心して使えるものですし、慣れるまではは専用の器具を使ったほうがスムーズにうがいが行えると思います。
慣れたら自宅でうがい液を作成することも可能ですが、うがいのしすぎには注意が必要です。
→蓄膿症の種類。急性と慢性