再発について
蓄膿症は再発しやすいと言われています。
その理由として、きちんと治療が終わる前に、病院に行くのをやめてしまう人が多いという事もあげられます。
蓄膿症は治すのにとても時間がかかりますが、大抵の人は最初にもらったお薬を飲んでだいたい治まったからもう大丈夫と自己判断で通院するのをやめてしまいます。
それによって、完全に治っていないので風邪を引いた時に再発したり、アレルギー症状が出たときに再発したりしてしまうとされています。
また、耳鼻咽喉科を受診する人は年々増加していることもあり、病院での処置などを含めた待ち時間が長いことで、通院をストップしてしまう人もいるようです。
確かに処置が入るので、ひとりあたりの診察時間も内科などに比べると長いかもしれません。
でも、きちんと治療していないと、また再発するたびに病院に行かなくてはいけませんし、自分もしんどいだけです。
さらにどんどん治りにくくなってしまいますので、やはり診断された時に、しっかり治るまで治療を続けておくことが大切です。
もし、お薬があっていないと感じるのであれば、他のお薬に変えてもらうことも可能ですし、お医者様にきちんと相談して、早く治せるようにしましょう。
市販薬でも蓄膿症に効果があるとされているものがありますが、あくまでも蓄膿症と診断された人が使うものですから、自己判断で使わないようにしましょう。
再発しないようにするために、しっかり治しておくことがとても重要です。
そして、毎日の生活習慣を規則正しくし、風邪を引かない健康な体でいることが大切です。