市販の薬は効くのか?

市販の薬は効くのか?

蓄膿症の治療として病院にかかる方法と、市販薬で治療する方法があります。

 

蓄膿症で市販の薬を買って治療することのメリットは、自分で手軽にできることにあります。

 

忙しくて仕事を休めなかったり、小さな子供がいたり介護をしていたり、何かと忙しいと病院に行くことは難しいですね。

 

しかしこの症状を何とかしたい。そう思ったときに手軽に購入できるのが市販薬です。

 

蓄膿症の市販薬は、大きく分けて点鼻薬と内服薬に分かれます。どちらも人によって効果はまちまちですので、自分にあったお薬を見つけることが大切です。

 

薬局で購入する場合は薬剤師に相談し、自分にあった市販薬を選んでもらうこともできます。病院にいかなくても市販の薬で蓄膿症が治れば手軽でいいですよね。

 

しかし市販薬は病院の薬より効果が薄いというイメージがあります。

 

実際に病院で処方される薬には抗生物質が入っていますが、市販薬にはそれがありません。

 

風邪による蓄膿症の原因は、ウイルス感染によるものがほとんどです。この治療には抗生物質を使うことが効果的です。その為、市販薬より病院の薬の方がよく効くと言われているのです。

 

しかし蓄膿症の治療法で大切なことは、できるだけ早く治療にとりかかることです。

 

忙しくて病院に行くことができない場合は市販薬を使うことで、何もしないよりは効果があるでしょう。

 

蓄膿症の原因にはさまざまな要因がありますが、原因を絶たない限り市販薬で症状が軽くなっても、服用をやめた途端に、また悪化してしまいます。

 

市販薬で改善しない場合や、定期的に蓄膿症の症状が出る場合、薬が使えない小さな子供の場合は医師の診断を受けることをおすすめします。
→悩んだら迷わず病院へ行こう!